【お金】貯める力編
今回の記事ではお金に関する5つの力の1つ目、貯める力について書いていきます。
貯める力は固定費の削減、貯金の事を指します。
まずは固定費の削減についてです。
固定費とは生活に掛かる費用、家賃、光熱費、通信費、保険料、食費、等を指します。
一般的に節約しようと考えると、食費と光熱費を削りがちですが、これらはかける労力、精神的負担の割に効果が薄いものであります。
近所のスーパーより10円安い卵を買う為に、5キロ離れたスーパーへ行ったり、使った電化製品のコンセントをこまめに抜いたり、、、といったことをコツコツ続けても、恐らく1~2万円ほどの節約が限界ではないでしょうか?
それに比べ、あまり努力せずとも効果が絶大なものは、通信費、保険料です。
通信費とは具体的にスマホ代のことです。
もし今も固定電話を使用している家庭で、どうしても残さなければいけない理由がないのであれば即解約しましょう。スマホで代替できます。
そしてdocomo、au、softbank の3大キャリアから格安スマホに替えましょう。
月々8000円から2000円になりました。
6000円の削減です。
最初の手続きは少々面倒でしたが、キャリアメールは必要ないし、通信速度も気にならないので、変更後も特に不便に感じることはありませんでした。
6000円/月×12ヶ月=72000円/年
年額にすると大きな差ですね。
しかも楽天モバイルは、日頃の買い物で貯まった楽天ポイントを携帯料金の支払いに充てられるので実際の支払いはもっと安くなります。
(実質支払い0円の月もあります)
格安スマホ会社は他にも色々あるので、まずは調べてみて自分の用途のあった会社に替えるのがいいかと思います。
3大キャリアは、本当に高すぎます。
続いては保険料です。
結論から言います。加入する必要のあるものは
火災保険
自動車保険(対人対物無制限弁護士特約付き)
終身保険(未成年の子供がいる場合)
この3つです。
それ以外は必要ありません。
そしていずれもネットの保険料一括見積もりサービスを利用して一番安い会社で契約します。
自動車保険の車両保険は必要ありません。
中古車で充分です。
私は外車から国産中古車に乗り替えました。
保険料が1年間で120000円から28000円になりました。
92000円の削減です。
保険はそれまで医療、ガン、終身(積み立て)に加入していましたが、私は子供がいないのでこの3つ全て解約し、8000円/月の削減ができました。
1年にすると96000円です。
保険については細かく説明するとすごく長くなってしまいますので割愛しますが、
医療機関に勤める私の視点も踏まえて言いますと、日本人はほとんどの場合、国民健康保険で充分カバーできます。
入院の場合は高額療養費制度を利用して部屋代のかからない大部屋に入れば、3割負担の方で大体1か月8万の費用で済みます。(ガン治療含む)
終身保険も独身、もしくは配偶者のみであれば自分の葬儀費用とお墓代を貯金で用意すれば必要ありません。
以上の内容を合計すると私の場合、
スマホ代 6000円/月
自動車保険 7666円/月
医療、ガン、終身保険 8000円/月
(6000+7666+8000)×12=259992円/年
1年で約26万円の削減ができました。
変更や解約の手続きさえ済ませてしまえば、あとは何もしなくてもこれだけ出費を減らすことができます。
手間の割に効果が絶大です。
取り組む価値ありです。お勧めします。
続いて貯金です。
バビロンの大富豪の教え、という本ではお金持ちになるためには給料の10分の1を毎月貯金せよ、とあるように、先取りで10分の1を貯めて、残りの10分の9で生活するようにします。
すると毎月30万円の給料の人であれば月3万円ずつ、年間36万円、10年で360万円と確実に殖やしていくことができます。
これに先ほどの固定費の削減で減らせた分をプラスしてしまえば更に多く貯金ができてしまいます。
一般的に生活防衛資金(必要最低貯金額)は
会社員の場合、1月の生活費6ヶ月分、
自営業の場合は12ヶ月分と言われています。
まずはこの金額を目安に貯金に取り組んでみてはいかがでしょうか。
という私も、外車購入と結婚式、新婚旅行で盛大に使ってしまったため、貯金がほとんどありませんでした。
半年前から上記で述べた内容に取り組み、生活コストをグッと下げ、やっと5か月分の生活防衛資金を貯めることができました。
あともう少し、頑張ります。
以上お金に関する5つの力、貯める力編、になります。
皆さんの参考になったら嬉しいです。
記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました!